2014年12月26日金曜日

イブ礼拝

 12月24日の夜にイブ礼拝が行われました。
 電気を消し、講壇の灯りとろうそくの光だけが揺らめく暗闇の中での礼拝。まさに暗闇の中に光が来たキリスト降誕の象徴です。
 司式者が読み上げる聖書朗読と聖歌隊の賛美が交互になされ、福音のメッセージがまっすぐに心に届きます。
 説教は「マリアへの御告げ」と題して、キリストを宿した母マリアの苦悩とそれにも関わらず救い主を産むという決断をしたマリアの従順が語られました。
 説教の後の祈りの時間は講壇の灯りも消して、真っ暗闇の中で黙祷が捧げられました。針の落ちる音も聞こえるような沈黙と、現代人が普段味わうことのない暗闇は、普段は気づかないけれど、先が見えない社会の様相であるとともに、私たちそれぞれの心のさまでもあることを教えてくれます。キリストが私のために生まれ、十字架にかかって私の罪のために死んでくださったという厳粛な信仰告白と感謝が神の御前にささげられたことでしょう。
 黙祷の闇を破るように突如始まった聖歌隊の賛美、そして献金と後奏で演奏されたハンドベル演奏は「暗闇を歩んでいた民は大いなる光を見た」(イザヤ9:2)という預言の成就のようでした。

 今回のイブ礼拝はみんな奉仕にあたり、写真を撮れる人がいなかったので残念ながらありません。気になる方は是非来年のイブ礼拝へ!ではなく、まずは来週の礼拝から足をお運びください。


2014年12月23日火曜日

青年会クリスマス会

 今日は青年会によるクリスマス会でした。
 忙しい学生や働き盛りの若者たちなので、みなで集まるということ自体がなかなか大変です。今回は9名の青年たちが集い、豊かな交流を持ちました。
 クリスマスキャロルの映画上映に続いて、イエスを愛するように隣人を愛することを呼び掛けるショートメッセージに耳を傾けました。
 その後は持ち寄りの愛餐会。予定していたよりも人数が少なかったのですが、さすが若者、ほとんど余すことなくきれいにたいらげました。
 そして、もろびとこぞりてを歌いながらのプレゼント交換で互いのプレゼントを見せ合った後は、大泉教会きってのマジシャンコンビがマジックを披露してくれました。次から次に繰り出されるマジックに驚きの連続。ふたりともマジック歴が長く、年季が入っているのです。プロのような美しいカードさばきでした。習いたい!という人も現れ、大泉教会の青年たちの間でマジックが流行る予感です。
 キリストを中心とした青年会という輪がますます広がり、喜びや悲しみを分け合い、神を愛する人生を喜び合う群れとなることができますように。
 






 

2014年12月21日日曜日

祝クリスマス!

 12月21日はクリスマス礼拝が行われました。
 クリスマス礼拝は、だいたいの教会でイブの前の日曜日に行われます。その日曜日からさかのぼって、3週間前からがアドベントというクリスマスを待ち望む時期です。1週ごとにろうそくを灯し、4週目のクリスマス礼拝で、4本目のろうそくを灯して、クリスマスをお祝いするのです。
 グレイスベルクワイアによる、「きよらに星はきらめき」の美しいゴスペルのメロディーが演奏される中、イエス・キリストの降誕を感謝する祈りをささげました。そして、「天にはさかえ」「人みな喜び歌え」「羊飼い集うベツレヘムへ」などの重々しくも喜ばしい賛美歌が聖歌隊と会衆によって歌われました。
 クリスマス礼拝の説教は、ヨハネによる福音書冒頭から「言葉は肉となった」と題して、キリストが私たちを救うためにこの世に来られたことを祝うメッセージでした。

 さて、礼拝のあとは、毎年恒例の楽しい愛餐会です。それぞれが手作りの料理を持ち寄って、新来者の方々も含めた老若男女が、喜びの食卓を囲みました。
 チョコレートケーキには、イエス・キリストの誕生日をお祝いする「Happy Anniversary 幸せの記念日」の文字が白い粉砂糖で描かれています。ベツレヘムの星と天使に導かれて来た羊飼いや博士たちのように、私たちも喜んで「本当のクリスマス」をお祝いしました。
 
 午後は聖歌隊メンバーが中心となって、大泉学園駅ゆめりあ前でクリスマスキャロルを賛美しました。特に小さいお子さんが熱心に聴いてくれて、拍手をしてくださる親子連れもいました。
 聴いてくださった方にはイブ礼拝のご案内もお渡ししました。イブ礼拝は、普段の礼拝とはまた違った厳かな雰囲気で、神の愛と清冽さが心に染みいります。24日の午後7時半から行いますので、こちらもどうぞおいでください。








2014年12月20日土曜日

ファミリークリスマス

 12月14日にファミリークリスマスを行いました。
 大泉教会では、毎年子ども向けのクリスマス祝会を行っています。今年は、幼少科、青年科、女性会、壮年会といった全年齢層で、クリスマスをお祝いしました。さらに、「親子で遊ぼう」に来てくれている親子も参加してくださいました。
 青年会と幼少科は「クリスマスのお話」というページェントの賛美を、壮年会はイエス・キリストの誕生を見るために旅をしてきた東方の博士たちを歌った賛美をそれぞれ披露しました。「親子で遊ぼう」の親子は、手遊びしながらかわいらしく歌を歌ってくれました。
 二人の青年によるマジックも、演目に花を添えていました。素人とは思えない見事なマジックに子どもたちも大喜びで、目を輝かせていました。
 女性会による「クリスマスの鐘」という朗読劇は圧巻。セリフはほとんど決まっておらず、ほぼ全員がアドリブで演じるという離れ業をやってのけました。
 さらに、去年のクリスマスにデビューした「エインカイム」によるゴスペルフラ。ひとつひとつの動きが美しく、うっとりさせられました。
 プログラムの最後は、毎年恒例のサンタさん登場!今年もたくさんのプレゼントを配り、慌ただしく去っていきました。
 忙しいなかでしたが、それぞれが精いっぱい準備してお祝いしたファミリークリスマス。少しでも子どもたちにイエス・キリストの降誕の喜びを伝えられたら、疲れも吹っ飛ぶというものです。






  

2014年12月19日金曜日

クリスマス映画会

 12月7日に、大泉教会では初の試みとなる映画会を開催しました。
 教会員のほか初めて教会に来た方もおられ、約20名ほどの参加でした。記念すべき第一回目の作品は、「想い出のアン」。和田登「青い目の星座」が原作で1984年制作、今から30年前の作品です。ビデオもDVDも出ていないので、図書館からお借りした16ミリフィルム映写機によるレトロで懐かしい上映となりました。
 1936(昭和11)年、長野の聖ペテロ療養所に新任院長として赴任したカナダ人一家の娘、金髪で青い目の少女アンと、日本の牧師の息子の周作との淡く幼い恋の物語です。しかし、単なる恋物語ではなく、戦時に敵国民として隔離され本国に強制送還されたカナダ人や、強制連行されて酷使され脱走を図る韓国人など、差別されていた外国人と、日本のクリスチャンの友情を描き、友好平和と隣人愛を訴えた感動作です。
 監督は吉田憲二。今は懐かしい大空真弓、二谷英明、山口崇、下条アトム、ニコル・ハンフリーなどが出ています。特にジョニー大倉は出演のほか、主題歌も歌っているのですが、つい先日逝去されて図らずも追悼上映となってしまいました。しかし俳優のみならず、今は戦争を知る生き証人の方も少なくなり、記憶も風化しています。
 来年は戦後70年の節目の年となります。今一度、戦争の歴史を知り、平和を実現するために私たちにできることを考え、実行に移していける年としたいものです。
 「平和を実現する者は幸いである。彼らは神の子と呼ばれる」(マタイ5:9




2014年12月17日水曜日

女性会クリスマス 2014

 12月5日に女性会のクリスマス会が行われました。
 はじめに、5月に大泉教会に赴任して来られた大田協力牧師からのメッセージがありました。
 大田協力牧師は高校教師をしながら、大泉教会の協力牧師として信徒や牧師をささえ、教会の働きのために尽力してくださっています。国語教師と牧師の二足のわらじをはいておられる先生は、キリスト教文学に並々ならぬ関心を持ち、独自に研究されています。今回は、「花子とアン」で一世を風靡した白蓮、そして日本を代表する女流歌人の与謝野晶子のお話をしていただきました。
 二人の共通点として、1.女流歌人として自立し、文筆で一家の生計を立てたこと。その根底にミッションの女子教育があったこと。2.二人とも不倫と言われる恋をして罪の意識を持ち、懺悔の信仰の見られる歌を歌ったこと。3.キリスト教精神に基づき、戦争の反省から平和を望む創作や平和運動に携わったことが挙げられます。
 白蓮と晶子の詳しいお話は、下記の大田協力牧師のブログ記事をご覧ください。

 「紫の衣」 白蓮と晶子

 お話のあとは恒例の楽しいクリスマス会が持たれました。まず、高齢者による讃美歌を歌う集い「賛美歌を歌う会」の皆さんによる賛美のひと時。それから、持ち寄りのプレゼント交換。輪になって賛美歌「もろびとこぞりて」を歌いながら回し、歌の終わった時に持っていたものをいただきました。メッセージの入ったクリスマスカードを読み、それぞれ工夫された贈り物を喜び合いました。
 そのあとは、持ち寄りによるお食事会。腕によりをかけたお料理に舌鼓を打ちながらの楽しい歓談に、身も心も癒されました。お料理のテーブルの真ん中には、大きな白い本の形をしたクリスマスケーキ。その表には英語のみ言葉が書かれていました。救い主イエス・キリストの恵みを、みんなで分けて美味しくいただきました。感謝です。




This very day in King David's hometown a Savior was born for you. He is Christ the Lord.(Luke 2:11)

きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。(ルカ2:11

2014年12月4日木曜日

クリスマスイベント目白押し

師走に入り寒さに身を縮めることが多くなりましたが、このようにぬくもりが恋しくなる季節に、イエス・キリストが人々の光として生まれたことを祝うクリスマスが定められたのは、意味深いことだと思います。
大泉教会でも様々なクリスマスのイベントが予定されています。一度も教会に行ったことのない方も歓迎です。どなたでもどうぞお運びください。
トップからリンクされている大泉グッドニュースも合わせてご覧ください。


・12/5(金)女性会クリスマス 10:30~13:00
 プレゼント交換がありますので、500円程度のプレゼントをひとつご持参ください。

・12/7(日)クリスマス映画会『想い出のアン』 15:00~17:00

・12/14(日)ファミリークリスマス 15:00~16:30

・12/21(日)クリスマス礼拝 11:00~

・12/21(日)クリスマスキャロリング 16:00~ 大泉学園駅 ゆめりあ前遊歩道前

・12/24(水)クリスマスイブ礼拝 19:30~ 

2014年11月16日日曜日

幼児祝福式

 本日の礼拝で幼児祝福式が執り行われました。
 イエス・キリストは、子どもを大変愛されました。聖書には、イエスに祝福してもらいたいと連れて来られた子どもたちを弟子たちが叱りつける場面が出てきますが、イエスはそのような弟子たちに憤ったと書かれています。そして、子どもたちを自分のところに来させるように命じるとともに、「子どものようにならなければ神の国に入ることはできない」と教えたのです。
 自分で自分の生活を切り開いていける大人は、自分自身をゆだねるということが困難です。神などなくても、自分の面倒は自分で見られるし、特に必要だとも感じないのでしょう。
 しかし、子どもは大人の庇護がなくては一日も生活することができません。親にお金を稼いでもらい、食事を与えてもらい、住むところを提供してもらう。そのことに何の疑問も抱かず、親から与えてもらうことを恥だとも思いません。子どもたちは、与えてもらうことをただ感謝し、喜ぶことを知っています。もし、小さな子どもが「お父さん。もう僕にかまわないで。これからは自分の食事は自分でつくるし、そのための食費も稼ぐ。着る服も自分で買うから。どうぞお構いなく」と言ったらどうでしょうか。そんな子どもは不自然ですし、親ならば心を痛めて「なんでそんなことを言うのか。お父さんはお前にやってあげたいことがたくさんあるのに」と思うのではないでしょうか。
 イエスは、神の前で多くの大人がこの不自然な子どものようであると言います。そして、私たちの霊的親である神に対して、「父なる神様。あなたが必要です。あなたにより頼みたいのです。祝福してください」と言う人が神に受け入れられ、天の国に招き入られるのだと言われるのです。
 今日の幼児祝福式では4人の子どもたちが、恥じらったりおどけたりしながら、神の祝福に与りました。多くの大人たちの微笑みと拍手のなかで、祝福がシャワーのように降り注ぐのを感じることができました。これからますます困難な時代を生きていく子どもたち。たくましく、神の守りと恵みのうちを歩んでいってほしいと願います。



2014年11月5日水曜日

バザー 2014

11月3日は、毎年行っている大泉教会の恒例のイベントであるバザーでした。
今年は近隣のお祭りと日程が重なったこともあり、来客数は例年より少なかったですが、雨の予報だったのが好天に恵まれました。
おでん、カレー、ケーキや雑貨、ゲームコーナーなど、たくさんの出店が並びました。
先日近隣に配布した「大泉GOOD NEWS」を持って来られた方もいて、NEWSに無料券をくっつけた甲斐がありました。
大泉教会は地域に開かれた教会として、近隣の方々と密接に関わり合う教会を目指していますが、バザーはそのビジョンのための大きなイベントです。
少しでも大泉教会が地域の方々に喜ばれ、お役に立つことができたらと願っています。






2014年10月6日月曜日

賛美の向こう側

大泉教会で、長年聖歌隊としてご奉仕してくださった方が天に召され、9月30日に告別式が行われました。
讃美歌をこよなく愛し、賛美をもって神の愛を示し続けた方でした。
訃報を聞いた時は教会員が皆悲しみましたが、告別式は神の慰めと、天の御国が用意されている希望に満ちていました。
クリスチャンは悲しみの中でも賛美します。賛美の向こう側に希望を見出します。
なぜなら、そこに神の変わることのない愛があるからです。

写真は、告別式で飾られたお花です。

「野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花のひとつほどにも着飾ってはいなかった。今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。ましてあなたがたにはなおさらのことではないか。(中略)
何よりも、まず、神の国とその義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」(マタイ6:27~30、33)

2014年10月3日金曜日

品川教会 出張コンサート

大泉教会では、年に1回、聖歌隊が同じバプテスト連盟の教会にコンサートに出かけています。
今年は品川教会に出張に行きました。
品川教会の礼拝から出席、開会唱と説教前の賛美も歌わせていただき、午後1時半からのコンサート。
練習の成果が十分出せたかわかりませんが、それぞれが精一杯ささげた賛美でした。
品川教会の聖歌隊とのジョイントもあり、いつもより重厚なハーモニーで歌うことができて貴重な体験でした。
品川教会の方々も、外からの良い刺激を受けたと喜んでくださり、感謝でした。



2014年9月26日金曜日

食べて、踊って、賛美して

8月31日は、青年会主催の夕礼拝でした。
普段の礼拝では歌わない現代風讃美歌、「プレイズ」を元気いっぱい賛美しました。
ゴスペルフラグループ「エインカレム」によるゴスペルフラは、祈りが身体いっぱいに表現されていて、感動的でした。

礼拝の後は、バーベキュー。
今年は料理男子が多かったので、一味も二味も味わい深い料理を堪能しました。
他教会の青年たちも集い、お腹も心も満たされる時間となりました。




2014年9月25日木曜日

軽井沢キャンプ

7月の終わりに、1泊2日で毎年行っている教会学校のサマーキャンプで軽井沢バイブルキャンプ場へ行きました。
今年は子どもの参加がなかったのが残念でしたが、忙しい日常から離れた贅沢な時間を過ごすことができました。
バーベキューに温泉、聖書のことばに静かに耳を傾け、また深く語り合う。
身体も心もリフレッシュできた祝福された時間でした。



2014年9月24日水曜日

青年会 ピクニック

5月に青年会のメンバーでピクニックに行きました。
お天気も上々。初対面同士の人たちも何人か。
持ち寄りランチを平らげた後は、バトミントンにシャボン玉、そして、だるまさん転んだ!

決まったポーズではなく、「彼女にフラレた!」とか、「100万円落とした!」とか、鬼がいろんなポーズを指定する「新感覚だるまさん転んだ」。お腹の皮がよじれるぐらい笑いました。













2014年9月23日火曜日

ブログ開設

大泉バプテスト教会のブログを開設しました。
HPでは載せきれない写真や、イベント告知、集会報告、聖書のメッセージなどをアップしていきます。