2016年6月5日日曜日

晴佐久昌英神父 講演会

 昨日6月4日は2016年度東京地方連合北ブロック女性の集いで晴佐久昌英(はれさく・まさひで)神父をお迎えし、講演会を行いました。
 東京地方連合の北ブロックとは東京の北地区にあたる12の教会で、女性連合では世界宣教や被災地、またバプテスト連盟の神学校のために祈り献金をささげ、ともに交流をしながら協力しあっています。
 「日本の教会はまだ始まったばかり」と題しての講演会は、多くの笑いに包まれながらも、福音宣教の情熱をかきたてられるエネルギーに満ちたものでした。
 「『あなたは神さまに愛され、救われている!』という福音を語らないわけにはいかない。もっと教会は外に向かって開かれるべき。勇気を出して、伝えたいという熱い思いをもって語れば絶対に伝わる」というメッセージに力づけられ、改めて神さまが愛するわが子を探し求めている切迫感と憐みに心うたれました。この神のこころを自分自身のこころとして、口を開き福音を語っていきたいと思わされました。
 講演の後は、お茶を飲みながらの交わりの時です。各教会の現状の報告や祈りのアピールがされ、それぞれの教会が奮闘しながら懸命に神に仕えている姿を垣間見ることができ、ともに祈り霊に燃やされて福音宣教のわざに仕えていきたいと思われました。

大野 夏希

~晴佐久神父プロフィール~

1957年生まれ。
カトリック信者の良心のもと、教会大好きな少年として育つ。少年時代の後半は、多摩地区のカトリック教会の青少年の交流・活動の場であった「多摩ブロック」に積極的に関わる。東村山の彼の自宅は、多くの人々が集う一大拠点となる。
上智大学神学部、東京カトリック神学院卒。1987年司祭になる。
エッセイ集、詩集、絵本、日めくりカレンダー、説教集、信仰入門書など著書多数。近著に「福音宣言」「幸いの書」「十字を切る」「キリスト教のリアル」などがある。2009年よりカトリック多摩教会主任司祭。2016年4月よりカトリック上野教会、カトリック浅草教会主任司祭。
美術、音楽、映画、演劇が大好きで、毎夏の無人島生活は28年目。
キリスト教ラジオ番組FEBC Onlineで、毎週主日ミサ説教がアップされている(『あなたは救われた―「主日福音」ミサ説教から』)。

カトリック上野、浅草教会HP
http://www7b.biglobe.ne.jp/~asakusa-ueno-catholic-church/

FEBC Online
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