2017年3月12日日曜日

教会創立54周年記念礼拝

3月5日の礼拝は教会創立54周年記念礼拝でした。
54年間守られ多くの実を結び、成長させられ、神様をほめたたえることのできる恵みを感謝します。
以下週報一面を掲載します。

創立54周年を記念して ~副田信子夫人「十周年小誌」より~
〇――昭和35年4月、東京開拓伝道のため名古屋より上京、二子玉川の連盟住宅に仮住居して伝道地を探がし歩き、やっと井の頭沿線、明大前の個人住宅で伝道集会を開始致しました。筆舌につくしがたい伝道上の苦難と、それを覆いつくして余りある恵みに支えられ、明大前伝道所の働きと定住の伝道地の与えられんために祈りつつ3年がたちました。
〇昭和38年2月25日、現在の大泉会堂と牧師館に移転。「大泉バプテスト 伝道所」として3月3日、第1回聖日礼拝を牧師夫婦と9名の方々と共に守りましたときは、本当に感慨無量で、礼拝奏楽に指が震えるのをとどめることができませんでした―――――(以下略)
〇副田信子夫人の感動の様子が伝わってくるようです。昭和38年(1963年)の3月3日に、初めてこの地で11名の礼拝出席の下、記念すべき第1回の主日礼拝が献げられたと初代牧師夫人は証言されています。当時はまだ会堂の周囲はほとんど畑であったということです。
〇この1963年は、4月1日に合併によって北九州市が新たに誕生し、またJ.ケネディ大統領がダラスで暗殺された年でありました。高度経済成長のただ中にあって、政治的には激しくゆれ動いた年でありました。
〇そのような年の3月1週に礼拝が献げられて以来、教会は一度も欠かすことなく主日礼拝をささげてきました。2800回を超える礼拝の歴史を受けて、本日あらためて54年目の教会創立記念礼拝をささげることができるのはまことに感無量であります。
〇初代の副田牧師から4代にわたって受け継がれてきた福音宣教の働きは、主イエスから教会に託された第一の使命であります。この地に教会が立つ限り、福音が語られ続けなければなりません。新しい年度を前にして、来たる年も伝道する教会として固く立ち続けたいと願うものです。
木村 一充

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