2017年7月6日木曜日

「メディカルカフェ・ぶどうの木」 「がん哲学外来」理事長 樋野興夫先生をお迎えして

 昨年8月地域の人々に呼びかける伝道の一環として無料「教会カフェ」が始まりました。6月25日「教会カフェ」から発展的に「メディカルカフェ・ぶどうの木」の開催が実現に至った事は、神様から「病んでいる人、弱っている人」への呼びかけをいっそう促された思いがしています。
 「がん哲学外来」とは順天堂大学で腫瘍・病理学を研究されている樋野興夫医学博士が、「がんであっても尊厳を持って人生を生き切る事のできる社会」の実現を目指し「病気であっても病人ではない」をモットーに立ち上げた一般社団法人です。2008年開設以来全国的に大きな広がりをみせており、私達の「メディカルカフェ・ぶどうの木」も6月に「がん哲学外来」の一団体として正式に加盟が認められました。「がん哲学外来」講演のために東奔西走の日々を送られる樋野先生がこんなにも早い機会に大泉教会を訪問くださった陰には偶然だけとはいい切れない神様の導きがあったと確信しています。
 他教会からの参加者、求道者、新来者を含め41名が集いました。中でも電柱に貼られたポスターを見て参加されたがんと戦っている一組の若いご夫妻が樋野先生と熱心に面談をされている姿に、この機会が良き道しるべとなりますようにと祈らずにはいられませんでした。
 準備段階から終りまでさまざまお手伝い頂いた多くの方々に心から感謝すると共に、今必要とされている私たちの伝道の形を求めつつ推進役の伝道委員と教会員が共に「メディカルカフェ・ぶどうの木」の地道な活動を支える力となっていけるよう祈るものです。
上杉道子